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細胞内解毒と自然免疫活性

細胞内解毒と自然免疫活性

MRE研究会資料より

21世紀の医療のための
細胞内解毒と自然免疫活性

新谷弘実 監修/執筆 長濱陽二

 


 ■Dr.SHINYAからの21世紀の医療への警鐘

・21紀の分子レベルの医療では、20世紀の医療では治療が困難であった疾患も治療可能になることが濃厚になってきました。
自然免疫・細胞内解毒・アポトーシスやいiPS細胞などの新しい医学に立脚した抗菌・抗ウイルス・抗癌、そしてアレルギー疾患や 自己免疫疾患・遺伝病への新しい治療手段の提供が可能になる時代を迎えています。

・しかし、急速に発達し生命の深奥に肉薄する分子生物学・分子医学の医療への応用が、 生命活動を阻害する誤った方向ではなく、生命の倫理に立脚した生命のパワーを増大さ せるという正しい方向へ向かうことが現在急務となっています。


 ■「ニューザイム」とは

 日常生活で活躍する消化酵素や代謝酵素とまったく異なる酵素。
生命の危機や生命の誕生 の時に出現する酵素群で、動物・植物・微生物など生命の深奥で活躍して生命を支えています。

 動物では50種類以上のリソゾーム酵素群として、植物ではプロセッシング酵素群として、 22億年以上も前に出現した細菌類に至るまでその先祖系酵素を持っています。

 これらの総称名がないので「ニューザイム」と呼ぶことにしました。

 普通の消化酵素とは違い、発熱した温度領域で活性化が最高値になり、弱酸性で働く性質を持っています。
かぜに罹ると発熱するのは、ウィルスや細菌は通常の温度で活躍するが高温では活動できない菌抑制のためと言われています。
同時に「ニューザイム」の活性を高める為でもあります。
中には、消化酵素の5000倍から1万倍の分解力を持つものもあり、またコラーゲンのⅣ型やⅤ型のように普通の分解酵素では分解できないものも分解するので、老朽化したコラーゲンのリモリング酵素としても活躍します。
ニューザイム飲料は、このニューザイムを利用して作られ、ニューザイムを活性化する力を持っている飲料のことです。



 ■マクロファージとその兄弟たち

 免疫の司令官マクロファージの歴史は古く、穴だけでできた腸をもつ海綿にすでにマクロファージの祖先が活躍しているという論文もあります。

 腸が長くなると栄養を送る筋肉が必要になり筋肉が発生、その筋肉が秩序だって働くための神経系が必要になりました。
さらに、筋肉を統制する神経は体のコントロールをするために神経中枢を持つようになったのです。
そして体がさらに大きくなると酸素を行き渡らせるための血管や気嚢が必要になってきました。
すべてが腸から始まったのです。
マクロファージは、腸を故郷にして腸から血管へそして組織へ進出し進化していきました。

 現在、マクロファージの兄弟は、脳ではミクログリア細胞・組織全体に忍者のような樹 状細胞・肝臓にはクッパー細胞・皮膚にはランゲルハンス細胞など肺や腎臓や骨にも専門分野の兄弟たちがいます。








 
自然免疫と細胞内解毒
そして、生命を深奥から支える酵素群
「ニューザイム」

新谷弘実 監修 / 執筆 長濱陽二

 いま、バイオ研究の最前線では、生命の深奥の驚くべきメカニズムが次々と明らかにされつつあります。
細胞の若返りのため「細胞内解毒」の仕組みや病気の瀬戸際で防御する「自然免疫」という生命の底力、そして癌細胞がアポトーシス(自殺)して自然消滅してゆくメカニズムなどが次々と解明されてきました。
そこには生命活動の真摯で感動的な姿があります。
私は、これらの成果を医療の臨床の現場へ正しく応用することが何よりも大切だと考えます。
そして、これからの背後に常に顔を出す新たな酵素群
                   ・・・それを我々は特別な意味を込めて「ニューザイム」と呼ぶことにしました。




 免疫の司令官マクロファージ

 あなたの血液の中には超能力を持つ細胞が住んでいます。
あなたの血液やリンパ液を顕微鏡で見ると白血球に混ざってとても大きな白血球を観察することができます。
これがマクロファージと呼ばれる超能力を持つ細胞です。

 このマクロファージは、血液の中にある老廃物・死んだ細胞・異物からバイ菌・毒物に至るまで体に悪いものを文字通り食べて分解してくれます。
悪玉コレステロールが酸化して酸化ステロールになるとそれが血管にベッタリ張り付いて血管を詰まらせます。
この有害な酸化ステロールをマクロファージが食べて肝臓まで運び無毒化して胆汁の中に捨てて血栓を防いでくれる仕組みになっています。

 ところがマクロファージに元気がないと、有毒な酸化ステロールをパクパク食べてマクロファージ肥満体になり文字通り自爆してしまいます。
そのときベタベタの多量の有害な酸化ステロール飛び散り血管にベッタリ付着して血栓を起こすことになります。

 また、健康な人で異常な癌細胞が発生するとDNAのプログラム中でその異常な細胞がアポトーシスと呼ばれる自殺を始めるように作られていて、 アポトーシスした細胞や炎症で傷ついた細胞をマクロファージが食べて処理することで体を守っています。

 さらにマクロファージは、病原菌やウィルスと出会うと周りの上皮細胞と協力してすぐに多様な抗菌物質や抗ウィルス物質を放出させ防御するのです。

 また同時に、ワクチンなどで知られている抗体を生み出す獲得免疫のため情報収集をします。
マクロファージの兄弟たちは体の色々な場所に忍者のように潜んでいて、侵入者の情報を収集しています。
これらの情報は獲得免疫系のT細胞というリンパ球に伝えられ、さらにその情報を、B細胞というリンパ球が受け取り、抗体を放出するのです。

 抗体がくっついた細菌やウィルスは食細胞の好中球やマクロファージに食べられて殺菌されるのです。
さらに、炎症という戦争でメチャメチャになった組織を修復して元通りに綺麗にするのもマクロファージの役目です。
このような多様な能力をマクロファージと呼ばれる細胞のみが持つために「免疫の司令官」とも呼ばれています。まさにマクロファージは 超能力を持つといえるでしょう。



 老廃物や異物を食べて分解

 体防衛の最前線実行部隊の好中球(2~3日の寿命)と免疫の司令官マクロファージ(何カ月も生きている)は、防御の要である消化管(特に小腸のパイエル板)に多く住んでいます。
体のどこかで炎症を起こすと腸の好中球やマクロファージはその炎症の場所に駆けつけるため当然消化管の防衛は弱くなる関係にあります。

 マクロファージは、常に血管やリンパ管や組織を巡回して、傷があれば治し、細菌やウィ ルスが侵入すれば、その戦いの指揮を執り、炎症があればその後始末をし、老廃物や老朽化した細胞があれば食べてきれいにします。

 皮膚も肝臓も骨も血液から網膜の中や脳の海馬に至るまで大掃除するなどすべての組織で働いています。
脳は血液脳関門という関所があるためマクロファージは通れませんが、その弟のミクログリア細胞というマクロファージの分身が脳神経を守っています。

 マクロファージに元気がなくなると、様々な病気が出てきます。
酸化ステロールが処理されないので血管が詰まりやすくなります。
抗体とばい菌が結合されたものが処理されずリュウマチになり易くなります。
老廃物や異物それに有害物も処理されないので、体中がごみだらけの都会のような状態になります。
それに傷や炎症が治りにくくなります。
 
 逆に、マクロファージを元気にすると病気になりにくくなるのです。

 このマクロファージの中で働いている酵素は、特別な酵素です。



 細胞の若返り法―細胞内解毒

 実は、マクロファージの基本的機能はすべての細胞がその潜在的に持っている機能です。
なぜなら、それらは単細胞時代から受け継がれてきた能力だからです。
もちろん貧食という機能や獲得免疫に情報を提供する機能はありませんが、細胞内解毒・自然免疫力・アポトーシスの基本機能が3拍子揃っています。

 今回はこのうち細胞内解毒についてお話しましょう。
細胞内解毒には、大きく分けて3つの仕組みがあります。

 その第一番目の仕組みが「細胞内シュレッダー」です。
細胞は生きています。
生きていれば間違いを起こします。
遺伝子情報が詰まっているDNAという生物の図書館の百科事典からRNAというメモ帳に蛋白質の情報を書き写してリポゾームという工作室でメモ帳を見ながら蛋白質を作るとき、蛋白質の不良品を作ってしまうことが少なくありません。
その不良品に荷札をつけて細胞内シュレッダーで分解してしまうのです。

 生物は常に進化していて、進化の最前線ではかなりいい加減なところがあります。
場合によっては、正常な蛋白質をつくるよりも不良品の方が多いという場合もあるのです。
例えば、パーキンソン病という病気があります。
中脳の黒質という場所があり、そこで運動機能で大変重要な役割を担っているドーパミンという脳内物質を作り出しています。
エネルギーがたくさん必要なためにミトコンドリアというエネルギー工場が密集いているために黒く見えるのですが、この中脳の黒質で作られるパエル受容体という蛋白質は不良品を多く作ってしまうのです。
それを細胞内シュレッダーが一生懸命分解して正常な細胞を保っているのです。
この細胞内シュレッダーがうまく働かなくなったのがパーキンソン病です。

 そのような不良品の蛋白質が増えて細胞が機能不全に陥ると自らアポトーシス(自殺)させなければならなくなります。
このように中脳の黒質が機能不全に陥りドーパミンの分泌が低下してパーキンソン病が起こるのです。

 専門家は、これをユビキタン・ポロテアソーム系と呼びます。
不良蛋白質にユビキチンという荷札をつけて、この不良品という荷札がある蛋白をシュレッダーの役目をする巨大なプロテアゾームという分解酵素分解するのです。



 第二番目の仕組みは、「細胞内のリサイクル工場」です。
専門家はオートファジーと呼んでいます。
動物にも植物のも酵母菌や原生動物以上の微生物に備わっています。
生命を守る大切な仕組みの一つです。

 このオートファジーには、大切な役割があります。

① オートファジーは、侵入してきた菌やウイルスを特別な袋に閉じ込めて分解・除菌する。

② 老化した細胞内の器官(オルガネラと呼ぶ)を袋に閉じ込めて分解する。

③ 飢餓など栄養が不足したときは、細胞内の不要なものを一括して袋に閉じ込めて分解し栄養を脳や心臓という大切な所へ供給する。


の3つです。

 細胞のエネルギーを作り出す細胞内の器官でミトコンドリアと呼ばれる細胞のエネルギー工場があります。
酸素を吸って炭酸ガスを出しているのはこのミトコンドリアです。
ミトコンドリアは、細長い細菌のような形をしていて、20億年以上も前に細胞に共生したものと考えられています。
また、このミトコンドリアは細胞の中に多いときには500個とか1000個とか存在し、お互いに結合したり分離したりダイナミックに働いています。
このエネルギー工場なしでは生物は生きていけません。
ミトコンドリアが老朽化すると生命活動も低下します。

 この老朽化したミトコンドリアもまた、オートファジーによって取り除かれ、新しい元気なミトコンドリアが生まれるので、細胞の活力が回復される・・・細胞が若返るのです。


 最後の仕組みは、自己再生の最後の手段です。
「アポトーシス(細胞の自殺)」と呼ばれている特別な仕組みです。

 老廃物や変性タンパクなどの異物が過剰に溜まったり、オートファジーで対処できないウィルス感染や細菌が出現した場合、細胞自体を分解して再生する「アポトーシス」という細胞の自殺が起こります。

 例えば、よく植物の葉には小さな穴があいているのを見かけますよね。
あれはウィルスに感染した葉の細胞がアポトーシスして自分を守った跡なのです。

 オタマジャクシが蛙になるときに尾が無くなりますよね。
それも尾の細胞がアポトーシスすることによって尾を取り去ってしまうのです。

 アルツハイマー型痴呆では、βアミロイドという不良蛋白質が溜まりすぎて脳の神経細胞がアポトーシスを起こして自分を守るのが原因と考えられています。
また、変形プリオン体が蓄積されて脳神経がアポトーシスするのが狂牛病です。
これは脳神経の細胞に限らず身体のすべての細胞で起こる現象です。

 エイズなどのHIV感染では、感染した免疫細胞が防御のためにアポトーシスして自分を守るための免疫不全症が発症してしまうという矛盾した病気なのです。

 アポトーシスは、人体形成過程でも重要な役割を待っています。
胎児の手は、指が分離せず全部くっついた状態になっていますが、指の形成時に指と指の間の細胞がアポトーシスして指が分離していきます。

 また、目の水晶体は、水晶体の細胞をアポトーシスさせ途中で止めて細胞核などの細胞内器官を除去して透明な水晶体を作ります。

 最近の研究では、心臓などへ栄養を送る細い血管(冠動脈という)の血流を止めて酸素を供給しないと心筋細胞がアポトーシスしていくという事実も明らかにされています。

 また、腸管は筋肉の塊ですが、酷使したり年齢を重ねて老廃物が溜まると腸の筋肉がアポトーシスして、いくという事実が明らかにされています。
腸の筋肉が衰えると消化機能も減退するし、お腹の脂肪が溜まるのもそのためでしょうか?

 また、最も重要なアポトーシスの役割は、「癌の発生を防ぐ」ことと「癌細胞を自然消滅させる」ということです。

 細胞に破壊的な異常が起こったら細胞はアポトーシスする仕組みを持っています。
細胞の癌化は異常な事態なので、アポトーシスをして癌の発生を食い止めているのは正常な姿です。

 正常でない細胞、悪玉活性酸素(フリーラジカル)で傷ついた細胞、そして老朽化した細胞はアポトーシスすることによって、新しい若い細胞へと入れ替わり、細胞の若返りをするのです。

 人間の成人の体では、1日3000億個もの細胞がアポトーシスしているという説があるくらいです。

 体細胞の無駄なアポトーシスを防ぐには、細胞内解毒を活発にすることと、悪玉活性酸素(フリーラジカルと呼ぶ)を除去する抗酸化栄養素を多く取る必要がありそうです。



 空腹によって促進される細胞内解毒

 「オートファジー」はその機能から2つ分けることができます。

 一つは、飢餓という生命の危機に直面して行われるバルク型(大まかな)のオートファジーです。
これは「マクロオートファジー」と呼ばれています。

 もう一つは、日常的に細胞内解毒を行っている「オートファジー」です。
またこの「オートファジー」の性格上、空腹時に細胞内解毒が活発になる性質があります。
空腹ということがとても大切な役割をしていることが分かります。

 また、この「オートファジー」には細胞に侵入してきたバイ菌を殺すという役割もあります。
殺すだけではなく、バイ菌の分解物の情報から「バイ菌が侵入してきたぞ!」自然免疫という免疫機能に知らせる役割も持っているのです。

 もし、あなたがカロリー過多で「オートファジー」機能が弱いとすると細胞内解毒は行われず、細菌感染への抵抗力も低下することになり、病気になりやすい体質に陥ることになります。

 野菜でも肥料たっぷりの立派な野菜よりも自然栽培のひ弱な野菜の方が病気になりにくいのもこのためです!
空腹が細胞内解毒を促進し、カロリーの取りすぎは細胞内解毒を低下させるのです。




 生命を深奥から守る「自然免疫」

 自然免疫は、動物・植物・微生物に共通する即戦力の底力をもつ免疫システムです。
さて、マスコミでよく話題にもなる免疫は、八つ目ウナギとめくらウナギを除く背骨をもつ脊椎動物の後天的な免疫システムです。

 血液やリンパ液の中にあるリンパ球などの免疫細胞や抗体などが活躍しています。
一度は細菌感染して病気になったら2度目は軽く済むのは、よく知られたこの免疫システムのお陰です。
ワクチンなどで伝染病を防いだりすることができるのもこの仕組みですね。
これを専門家は「獲得免疫」と呼んでいます。

 20世紀型の医学は、顕微鏡の発明により様々な病原菌が発見され、ワクチンや抗生物質などの開発により恐ろしい伝染病が食い止められる大きな成果を上げました。
この「獲得免疫」が伝染病の恐怖からの解放という重要な役割を果たしたのです。

 しかし、これですべてが解決するということはありませんでした。

 癌やウィルス感染の治療・アレルギーや自己免疫疾患・抗生物質への耐性菌・異常プリオン体やアルツハイマーによる痴呆症など多くの根治できない病気が表面化してきたのです。

 分子医療の研究が進み、1990年代になって先天的な「自然免疫」系が解明されるようになりました。
そこには、細菌やウィルスと闘うための10億年を超えて蓄積された「生命の知恵」が凝縮されていたのです。
そればかりか、癌やアレルギー疾患など多くの難病を解決する鍵が隠されていました。

 20世紀型近代医学の立場から見ると、伝染病を打ち負かした「獲得免疫」は免疫の中心ですが、生物の進化から見ると「自然免疫」が免疫の中心で「獲得免疫」はその補助システムということがよく分かります。

 そして、「自然免疫」と「獲得免疫」の接点にいるのがマクロファージと呼ばれる白血球の一種なのです。
マクロファージは「自然免疫」と「獲得免疫」を統合する免疫の司令官になっています。

 「自然免疫」系は、微生物から始まり、植物・無脊椎動物・脊椎動物に共通した免疫系で、生命の深奥に迫るシステムを持ち、細胞の内外と細胞の近隣を守る免疫系です。
また、ウィルスに感染した細胞や癌細胞を自殺(アポトーシスと呼ぶ)させて食細胞が食べやすくするという補佐もします。

 「病気にならない身体」をつくるためには、なによりも、この自然免疫の仕組みを丈夫にすることがとても大切になります。

 自然免疫を丈夫にすると獲得免疫も丈夫になります。

 現代人、特に都会人は「自然免疫」系が弱いのです!

 医学の常識では、長年「獲得免疫が主役で原始的な免疫は細々といきながらえている補助的な免疫」と考えられてきました。

 しかし、今そのパラダイム(視点)を変換する時期に来ています。




 生命を支える新しい酵素群 ニューザイム

 このように自然免疫の頂点にたつマクロファージ、細胞を守り若返らせる細胞内解毒、そして自分を蘇生させるアポトーシスの3つの仕組みが、生命を根底から支える重要な存在であることは理解して頂けたと思います。
そして、この3つの仕組みに常に顔を出す特別な酵素がありました。
今度は、この特別な酵素のお話をしましょう。

 この特別な酵素は、日常のために働酵素ではありません。
生命の危機に直面したときに顔を出す酵素なのです。

 日常で働く酵素には、栄養を吸収するための消化酵素があります。
また、吸収した栄養をミトコンドリアで生命のエネルギーに変える一連の代謝酵素もあります。
吸収したアミノ酸をDNAの設計図に従って蛋白質に組み立るために必要な酵素やRNAがあります。
これらの生物の日常生活に不可欠な酵素群です。
しかし、一方それとはまったく性格も性質も異なった生命の危機に直面して出現する生命に共通した特別な酵素群があります。
それをニューザイムと呼ぶことにします。

 この特別な酵素として、動物では、リソゾーム酵素があります。
植物では植物液胞ポロセッシング酵素があります。
微生物ではまた別の特別な酵素が働いています。
また、同じ種 類の酵素が果物や精子にも顔をだします。

 それらの酵素群は酵素の進化の流れで一体のものです。
ニューザイムが日常の酵素とは異なった環境に適応した酵素であることです。

 例えば、健康な皮膚は弱酸性になっています。
これは細菌が繁殖しにくい環境が皮膚が作っていることを意味しています。
細菌が繁殖しにくいのは、細菌の日常生活に必要な酵素群が働きにくい環境を意味しています。
ニューザイムは、日常で働く酵素群が働きにくい弱酸性という環境で活性化する性質を持っているのです。
オートファジーやリソゾームの袋の中は弱酸性です。
マクロファージの食包の中も弱酸性。
そして、アポトーシス小体という袋の中も弱酸性になっています。

 また、かぜを引いて高熱がでると消化が悪くなります。
消化酵素は、36℃付近では活発に働きますが、39℃付近ではその働きが低下します。
消化だけではなく細菌やウィルスも機能低下を引き起こし増殖しにくくなります。
真夏のエジプトで発掘調査ができないのと同じですね。
ニューザイムは、高熱が出ると活発になるという性質を持っています。
細菌やウィルスの侵入を察知すると発熱で細菌やウィルスを不活発にさせて、ニューザイムが働きやすくなることで防御体制を強化していることが分かります。

 炎症も同じことが起こっています。
傷口が化膿したり、扁桃腺が腫れたりしているときは、炎症が起きています。
細菌が侵入して炎症が起こるとその部分は発熱して赤くなり弱酸性に変化します。
細菌と闘い易い環境にするのです。

 さらに、ニューザイムが普通の酵素と異なった点があります。
それは、消化酵素などから自らの細胞を守る特別なコラーゲンを分解するという点です。
コラーゲンにはⅠ型からⅤ型までの5つのタイプが存在します。

 その中で、膜状のⅣ型コラーゲンは基底膜を形成して細胞や組織を守る役割をしています。
また、Ⅴ型コラーゲンは、細胞表層のマトリックスを補強してこれも通常のコラーゲン分解酵素などから細胞を守る役割を担っている羊膜や胎盤に多いコラーゲンです。
ⅣとⅤは日常の生命活動で働いている消化酵素やコラーゲン分解専門の酵素コラーゲナーゼでは分解できないのです。
この分解できないコラーゲンや変性して癒着したコラーゲンなど動物のニューザイムであるリソゾーム酵素のカテプシンが簡単に分解してしまいます。

 動物のリソゾーム酵素には50種類以上の酵素が見つかっており、時にはそれらの 酵素群が集団で分解に参加するわけです。
しかも、ニューザイムには強力な酵素が多く、酵素によっては通常の消化酵素の5000倍から1万倍も強力なものあると言われています。
しかも、自己崩壊するものが多く、分析をするには高度な技術が必要です。

 現在は、動物のリソゾーム酵素と植物液胞のプロセッシング酵素の一部しか解明されていないのが実情です。
ニューザイムは、このように生命活動にとってとても大切な酵素です。
このニューザイムの働きを元気にすることで細胞内解毒やアポトーシスが正常に行われ、自然免疫力高めることができます。
酵素活動が活発になり、細胞内解毒力と自然免疫力が強くなると、バイ菌やウィルスそして癌細胞に対する抵抗力が強くなり、アレルギー体質が改善されていきます。

また、老廃物や異物や有害物が分解処理されて、細胞レベルから若さを保つようになります。
ニューザイムを活発にするニューザイム健康法としては、

★果物を食べる

★ニューザイムを元気にする微量栄養素を摂る

★植物性の抗酸化栄養素を摂る

★DNA損傷の原因となる肉食を減らす。遺伝子修復成分を含んでいるキャベツと一緒に食べる

★ニューザイムを助けるビタミンを摂る

★摂取カロリーを減らし、空腹になる時間を作る

★天然ニューザイムやその酵素分解物を摂取する などがありますが、 自然免疫を強化する飲料や食品によっても細胞内解毒は活発になります。





















細胞の解毒 MRE新酵素 MRE輝源 MRE菌発酵分解物質



健康の土台となるのは、良い食事とそれを補うサプリメント(自然健康食品)、
適度な運動、 良い水、正しい呼吸、休息・睡眠、排泄です。

解毒、抗酸化・抗糖化、血流、栄養の4つが大事です。 お気軽にご相談ください。
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2015-03-12 15:44:27

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